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武里

ちょこっとチョコのお話

2022.02.11

こんにちは。まちの整骨院武里駅前です。

昨日からの雪の影響も少なく一安心といったところですが、また日曜日から月曜日にかけて雪の予報も出ています。前回お知らせしたように雪でのケガや事故に注意してください。

 

さて、今回は2/14のバレンタインデーにちなんでチョコレートについてのお話です。

 

チョコレートは栄養価が高く、体に良い食品であることはご存じでしょうか?

カカオポリフェノールが豊富な「ハイカカオチョコレート」は多くのメーカーが販売しているので口にしたことがある方も多いかもしれません。

そこで今回は、チョコレートが具体的にどのような効能を持っているのかをご紹介していきたいと思います。

チョコレートには以下の栄養素などが含まれています。

 

【カカオポリフェノール】

肌老化、動脈硬化の予防に◎
カカオポリフェノールは、カカオを主原料とするチョコレートの代表的な栄養成分。チョコレートの苦味や渋味はこのカカオポリフェノールによるもので、ハイカカオチョコレートのようにカカオの含有量が多いほど苦味も強くなります。

高い抗酸化作用を持つポリフェノールは体内の酸化を抑えてくれるため、

・肌老化の防止
・動脈硬化の予防
・アレルギーの改善
・精神安定、リラックス

といった効果が期待できます。

 

【食物繊維】

便通を促進
カカオには、食物繊維の一種であるリグニンも豊富に含まれています。リグニンには、腸のぜん動運動を活性化する働きが期待できるため、

・腸内環境を整える
・便通を良くする

といったことにつながるでしょう。

 

【テオブロミン】

脂肪蓄積抑制
テオブロミンとはチョコレートの苦味成分で、カカオはテオブロミンを含む数少ない食品といわれています。
テオブロミンには、血流アップや覚醒・興奮を促す作用があるため、

・脂肪の蓄積を防ぎ、体重増加を抑える

といった働きが望めるでしょう。

ただし、テオブロミンの過剰摂取は利尿作用や興奮作用を高めてしまう可能性もあるため、適量を心掛けることが大切です。

 

【脂肪酸】

体脂肪として蓄えられにくい
チョコレートの主原料、カカオ豆の脂肪分を構成する主な脂肪酸は、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸の3種類。いずれも良質な脂質で、中でも多いのはステアリン酸です。
ステアリン酸は、体内に吸収されにくい性質を持っているため、エネルギー源になりにくい=体脂肪として蓄えられにくくなります。

 

 

健康効果が期待できるチョコレートの種類と注意点は?

チョコレートにはさまざまな種類がありますが、ご紹介したような健康上の効果が特に期待できるのは、カカオが70%以上含まれるハイカカオチョコレートです。カカオポリフェノールは、カカオ含有率が高いほど豊富といわれています。



しかし、チョコレートが体にいいとはいえ、脂質や糖質が高いので食べすぎには注意してください。
特に、ハイカカオチョコレートは健康効果がより望める一方で、カカオを多く含むために一般的なチョコレートよりも脂質が多く、エネルギー(カロリー)も高いです。食べすぎは、肥満や体重増加の原因となります。

 

・妊娠中は注意したほうがいい?

チョコレートには、テオブロミンに似た働きをするカフェインも含まれています。テオブロミンと同様に、カフェインも過剰摂取に注意が必要。特に、妊娠中・授乳中の人は気をつけましょう

英国食品基準庁の発表(2008年)によると、妊娠中は、妊娠していないときよりも血液からカフェインが消失するまでの時間が遅くなるため、カフェインの過剰摂取は胎児の発育阻害、出生時の低体重といった健康リスクが高くなる可能性があるといいます。

妊娠中のカフェイン摂取量の上限は200mgにするよう求められていますが、ハイカカオチョコレートのカフェイン含有量は100gあたり70~120g相当。このカフェイン摂取量の上限は、ほかのカフェインを含む食品・飲料も含めた数値になりますので気をつけてください。栄養成分表示を参考にして、食べる量を調整することを意識しましょう。

 

甘くておいしいチョコレートも良いですが、苦くても健康的なチョコレートをバレンタインデーにプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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