高野台
側副靭帯(MCL,LCL)損傷

こんにちは!高野台まちの整骨院です!
今回は「膝関節内側側副靭帯(MCL)損傷と膝関節外側側副靭帯(LCL)損傷」のご紹介になります。
内側側副靱帯とは大腿骨内側上顆から始まって、脛骨粗面に付着する物になります。外側側副靱帯は、大腿骨外側上顆から始まって腓骨頭に付着するものになります。
【負傷原因】
膝に大きな外反力や内反力が加わった際に損傷します。完全断裂の場合、前十字靭帯損傷や後十字靭帯損傷も合併する事もあります。例えば内側側副靭帯損傷の場合スキーの着地した際に前十字靭帯を損傷し、膝に外反力が加わり損傷したりします。外側側副靭帯の場合逆の事が言えます。
【症状】
1、損傷部位での圧痛
2、不安定感、関節可動域の減少【1度損傷】
3、損傷している側の不安定感や疼痛、関節可動域制限【2,3度損傷】
【検査方法】
外反「内反」ストレス:
患者の下腿を検者の腕と体幹で挟み、示指、中指で内側側副靭帯を触れ緊張を見ながら、外側から外反「内反」ストレスを加えます。この検査を伸展時と屈曲時行います。
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陽性の場合、損傷している側に疼痛などが出てきます。
【外反ストレステスト】
【内反ストレステスト】
【治療方法】
1、外科的療法
→単独損傷の場合は手術の可能性は低いが、前十字靭帯や後十字靭帯の合併損傷が見られる時は修復術が選択される事がある。しかし不安定感が残存する陳旧例では、再建術の選択もある。
2、保存的療法
→内側側副靭帯損傷や外側側副靭帯損傷は基本的に保存療法が基本となります。
部分断裂の場合:
受傷直後では疼痛、腫脹などがある為RICE処置を行います。疼痛がある場合、関節可動域訓練や歩行訓練を行い、疼痛が軽減してくれば筋力増強訓練など行う。
完全断裂の場合:
部分断裂同様に、RICE処置が重要となります。疼痛が強い場合は、固定したりするがその間も歩行は行ってもらう。靭帯を損傷したストレスを行わないように気を付けながら、膝周りの筋力増強訓練を行う。
※コンタクトスポーツを行う方は、再断裂の可能性があるため3ヶ月間コンタクトを行わないようにする。
【経過】
部分、完全断裂ともに自然治癒することが多い。保存療法も経過良好である。
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