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本院

★ 椎体圧迫骨折について ★

2021.04.12

みなさんこんにちは?

まちの整骨院本院です❢

 

今回は『椎体圧迫骨折』についてご説明します。

 

〈椎体圧迫骨折とは〉

 背骨の前方にある椎体が壊れて変形してしまう骨折です。

若年・壮年者は・・・ 交通事故 や 転倒事故 等での受傷

高齢者は ・・・ 骨粗鬆症により骨が脆くなり起こる受傷 が多いです。

 多発的に圧迫骨折が起こると、背中が丸くなり身長が低くなるのも特徴です。

 

 

〈原因〉

 高齢者になりやすい骨粗鬆症での発生率が高いです。

まず骨粗鬆症とは・・・

骨強度が低下して、骨折のリスクが増大してしまう障害」です。

 特に背骨は骨粗鬆症の影響を受けやすく、ちょっとした外力で生じます。

例えば、中腰体勢になったり少し重い荷物を持った時 など

そのため、いつ骨折したか不明の状態で受診する方も少なくありません。

 

〈症状〉

 この骨折は、胸の背骨と腰の背骨の間の胸腰椎移行部という所で

起こる事が多く、あまり痛みを感じない方も珍しくありません。

一方、転倒で尻もちをついたなど明白な外傷での負傷では

   ズキズキとした痛みを伴うことが多いです。

また、急に背中や腰に強い痛みが出て、寝返りや仰向けできなかったり

   前屈み姿勢でしかいられなくなってしまった という方もいます。

このような強い症状がある場合には、逸早く医療機関に受診するのが大事です。

脊柱(側面)

 

 〈治療〉

 痛みだけで感覚異常などの神経症状がない場合には、

安静」と「痛みのコントロール」による保存療法がまず優先されます。

 自分に合うコルセットを着用して、前かがみの姿勢など

 椎体に負担がかかる動きを禁止して生活すること。

 また、薬などを使い痛みを緩和させる などを行うのが大事です。

 多くの場合は

 2~3カ月で骨の癒合と痛みの軽快がきたいできます。

 

 〈予防〉

 椎体圧迫骨折の予防は

 「骨粗鬆症の治療」と「転倒防止策」が非常に大切です。

 骨粗鬆症の治療は、

 骨密度を定期的に検査してもらい、骨の状態を把握して服薬治療等があります。

 転倒防止策は、

 日常生活での腰への負担となる動きを避けたり、

 家では手すりを設置したり、滑りづらい靴下を履く などが挙げられます。

 

 また、腰や足まわりの筋肉低下または関節の動きが悪くなってしまうと

    転倒のリスクや痛みの慢性化につながってしまうため

    身体の柔軟性や筋力維持もすごく大事になってきます。

 

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