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高野台

鵞足炎について

2021.03.30

みなさんこんにちは、高野台まちの整骨院です。

今回は膝の内側下部あたりに出る痛み、鵞足炎についてお話ししたいと思います。

 

【発生機序】

「鵞足」とは、脛骨というスネの骨の内側に位置し、縫工筋、半腱様筋、薄筋と呼ばれる大腿部の筋肉の腱が骨にくっつく部位(付着部)です。この部位にある滑液包に炎症が生じる状態が鵞足炎です。滑液包炎と呼ばれる症状で、この滑液包は関節部分にみられるゼリー状の水分を含んだ袋状のもので、骨と筋肉などの軟部組織の間に存在しクッションのような役割をしている部分です。主にスポーツなどをしている方で、縫工筋、半腱様筋、薄筋の筋肉が固い状態で膝を動かし続けると、これらの筋肉の付着部である鵞足部の滑液包に負担がかかり、炎症を起こして発症します。また、単純にこの部分をぶつけるなど打撲などでも発症することがあります。

【症状】

膝関節の内側下部に炎症が起きて、腫れやツッパリ感が出て痛みが生じます。初期では動かし始めや長く使い続けていると痛みが生じ、進行してくると膝の曲げ伸ばしだけでも痛みが出て運動に支障をきたすようになります。

 

【治療】

膝に負担がかかり続けることによるオーバーユース(使い過ぎ)が原因なので、まずは安静にすることです。薄筋、縫工筋、半腱様筋をほぐすために大腿部の筋肉をほぐしストレッチを行う事で負担を減らすことも重要です。腫れが強い場合はアイシングを行い、炎症を抑えることが重要です。治療院では、上記に上げた関連する筋肉に対するアプローチやテーピングなどで患部のケアを行います。

 

【経過】

安静にしてしっかり治療をすることにより予後は良好です。しかし、痛みを我慢して使いすぎてしまうと治りづらくなり、痛みが残ってしまうことがありますので、早めのケアが重要です。

 

鵞足円はジャンパー膝やランナー膝同様大腿部の筋肉が固く、使い過ぎにより出てくることが多いので、ストレッチや休養を行いながら予防していくことが大切です。

 

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