春日部
ストレートネック
こんにちは！
まちの整骨院春日部市役所通りです。
”緊急事態宣言”が出てから１ヶ月が経過しました。
外出の自粛で自宅で過ごす時間が増え普段よりもスマートフォンやパソコンを
利用する時間が多くなったのではないでしょうか？
長時間スマートフォン、パソコンを使用することで肩こりや首の痛みが多くなってきます。
今回は首や肩の痛みや不調を起す「ストレートネック」についてご紹介します。
ここ数年、「スマホ首」という言葉をよく耳にするようになりました。
スマホ首というのはスマートフォン・ＰＣが原因で首や肩の痛みやしびれが起こった状態のこと、
「ストレートネック」といわれる症状の１つです。
肩こり・首こり痛みが酷く、頭痛や吐き気などの症状があり整形を受診し、レントゲン検査を行い、
ストレートネックと診断されることが多くあります。
「ストレートネック」とは？
本来緩やかな湾曲を持っている首の骨が、負担のかかりすぎによりまっすぐになってしまい、
顎が前に突き出したような姿勢（フォワードヘッド）になる状態のことをいいます。
人間の頭は、”頸椎（けいつい）”と呼ばれる7つの首の骨で支えられています。
人間の頭は重く、成人で体重の約１０％、約４～６キロといわれています。
頸椎はその重い頭を支えるため、本来緩やかな湾曲を（30～40度の前彎角度）持っているとされています。
しかし、日常生活のあることが原因でその湾曲が失われてしまい、頭の重心がそのまま首にのしかかり、
その結果、体に様々な不調をおこしてしまいます。
原因は？
１スマートフォンの長時間の利用
２長時間のパソコン作業
３テレビゲームなどやりすぎ
４高すぎる枕で寝ている etc…
“不自然な前かがみの姿勢を保ってしまうこと”が問題！
前かがみの姿勢は腹筋も背筋も緩み、筋肉が使われない状態になります。
その結果、ストレートネック（スマホ首）になるだけでなく、筋肉の衰えの原因にもなるとも言われています。
うつむく角度によって頚への負担が変わります。
０°⇒ 約４～６㎏
１５°⇒約１２㎏
３０°⇒約１８㎏
４５°⇒約２４㎏
６０°⇒約２７㎏
高過ぎる枕を使っていることもストレートネックの原因になります。
頸椎が一晩を通して不自然な形状になってしまいます。
ストレートネックのセルフチェック！
５つ以上当てはまる人は要注意です！
・予防
①スマホの長時間使用を控える
下をうつむいた姿勢ではなく目の高さで使用しましょう。
②同じ姿勢を続けない
20～30分に一回は姿勢を変えたり、立ち上がるようにしましょう
③デスクワークの座り方を気を付ける
パソコン画面が遠く見えにくいために前かがみになってしまう場合は、
メガネやコンタクトレンズといった視力矯正をするのも良いでしょう。
④首のストレッチをしましょう
- 前後左右にゆっくりと首を伸ばすようにして回すストレッチ
- 円柱状にしたバスタオルを首の後ろにおいて仰向けに寝転がり、ゆっくりと顔を左右に向けてストレッチ
- 立ったまま後ろで手を組み、腕を伸ばして胸を開きます。頭を後ろに倒して、顎下を伸すストレッチ
パソコンやスマホを長時間見る場合は、ストレッチや肩甲骨を動かす運動などを定期的にするようにしてください。
セルフメンテナンスが、症状の悪化を防ぐことにつながります。
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