南桜井
ぎっくり背中ってなに? 背中が痛い、、、動けない、、、

ぎっくり背中って何?
結論→ぎっくり腰の背中バージョンだと思っていただければいいかと思います。
突然背中に鋭い痛みが走る急性の筋肉の炎症や損傷を指す言葉で正式な医学用語ではありませんが、日常的に使われる言葉です。
後ほど解説しますが、4月はこのぎっくり背中が多いです。原因は何?もしなってしまったら?そんな時の対策なども含めて説明していければと思います。
何個当てはまりますか?2つ以上当てはまったら要注意!?
・突然の背中の激しいいたみ
体を捻った時、重い物を持ち上げたときなどにおこりやすいです。
・背中が痛くて動けない
直後はあまり痛まなくても、時間が経ってからいたみが強くなることもあります。
・深呼吸で痛い。
背中の筋肉は深呼吸をする際に使われたり、伸ばされたりしますので、筋肉を損傷していると深呼吸で痛みが出てきます。
・ぎっくり腰と同じような痛みだがもっと上の方が痛い。
背中と言っても幅が広いですが、乳首の高さの背面周囲が痛ければぎっくり背中の可能性があります。
原因は何?
・無理な姿勢で物を持ち上げる
足から曲げずに腰から曲げて荷物を取ろうとしたり、寝たまま手を伸ばして物を取ろうとするなど。
・前屈姿勢でくしゃみをする
くしゃみはぎっくり背中の原因として結構多いそうですよ!ゴールデンウィーク前くらいまで花粉症の人は注意をしましょう。前屈みでくしゃみをすると腰や背中に変な力が入りぎっくり腰、ぎっくり背中になりやすいです。
・普段から背中に疲労を感じている。
4月から新生活が始まり、ストレスを抱えている人が多いと思います。新社会人でデスクワークの人は特に背中の筋肉に負担が溜まっている事が多いです。
・背中が冷える事がある。
気温が上がってきたので背中が冷える事はあまりないかと思いますが、自律神経が乱れている人は体温調節が上手く出来ない為、4月でも背中に冷えを感じる人もいます。自律神経治療は鍼治療がオススメ!当院で施術出来ます。
対処法
・安静
まずは安静。RICE処置:R(安静)I(アイシング)C(圧迫)E(挙上)にもあるように、急性期の基本の処置のひとつです。無理にストレッチをしたりするのはやめましょう。
・冷却
先程同様急性期の処置としてアイシングが大切になります。48時間後は血流を上げて回復を促す為に温めていきます。
※急性期の時間は人と症状によって異なりますので必ずしも48時間というわけではありません。
先程も申し上げましたが、症状には個人差がありますので、不安な場合、痛みが強い場合、長引く場合などはなるべく早く接骨院の受診をお勧めします。