武里
自律神経乱れていませんか?
2024.09.10
季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、疲労感や不眠、ストレスを感じる人が増えます。
自律神経とは、私たちの意志とは無関係に体の機能を調整する神経系で、主に「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。
今回は自律神経の役割や乱れによる影響、原因、対策についてお話します☺
1. 自律神経の役割
- 交感神経:活動時やストレスがかかったときに働き、心拍数の増加や血圧の上昇、呼吸の促進など「戦闘モード」に体を整えます。
- 副交感神経:リラックス時や睡眠中に働き、心拍数を下げ、消化を促進し、体を休息させる「回復モード」を担当します。
この2つがバランスを取りながら、体温調節、血圧、心拍数、消化、免疫機能などを管理しています。
2. 自律神経の乱れが引き起こす症状
自律神経がうまく機能しなくなると、体のさまざまな部分で不調が現れます。
主な症状は以下の通りです。
- 身体的症状: 、頭痛、めまい、不眠、胃腸の不調(便秘、下痢、胃痛)、倦怠感や疲れが取れない、動悸や息苦しさ
- 精神的症状:イライラや不安感、集中力の低下、気分の落ち込み、うつ症状
3. 自律神経の乱れの原因
- ストレス:長期的な精神的・身体的ストレスは、交感神経が過剰に働き、副交感神経が十分に機能しない状態を引き起こします。
- 生活習慣の乱れ:不規則な生活、睡眠不足、過剰なカフェインやアルコール摂取が自律神経を乱す原因となります。
- 季節の変わり目:気温や湿度、日照時間の変化が体に影響を与え、自律神経がうまく適応できないことがあります。特に春や秋に不調を感じやすい人が多いです。
- 運動不足や過労:運動不足や過剰な労働は、自律神経のバランスを崩し、疲労感や不調を引き起こします。
4. 自律神経の乱れを整える対策
- 規則正しい生活:毎日の生活リズムを一定に保つことで、体内時計が整い、自律神経も安定します。特に、同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることが重要です。
- 質の良い睡眠:十分な睡眠は、副交感神経を優位にし、体の回復を促進します。寝る前にリラックスする時間を設けたり、スマホを控えたりすることが効果的です。
- リラクゼーション:瞑想、ヨガ、深呼吸法など、リラクゼーションを意識的に行うことで、副交感神経を活性化し、ストレスを軽減します。
- 適度な運動:ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなどの有酸素運動は、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
- バランスの良い食事:食事内容が偏ると、消化器系やエネルギー代謝に悪影響を及ぼし、自律神経の乱れにつながります。野菜や果物、たんぱく質をバランスよく摂取することが大切です。
- 入浴や温活:体を温めることで血行が促進され、リラックス効果も得られます。ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのが効果的です。
5. 自律神経の乱れに対する専門的な治療
- 整体・整骨院:体の緊張をほぐす施術や姿勢矯正を通じて、自律神経を整えるサポートをしてくれます。
- 鍼灸:東洋医学的なアプローチで、経穴(ツボ)を刺激することで自律神経を整える効果が期待されます。
- 薬物治療:重度の症状がある場合、医師による診断のもと、抗不安薬や睡眠導入剤などが処方されることがあります。
自律神経の乱れは、日常生活の工夫で改善が期待できることが多いですが、長引く場合は医師の診断や専門家のアドバイスを受けることが重要です。
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