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南桜井

あごの痛み

2019.07.13

こんにちは!まちの整骨院南桜井です。いよいよ高校野球の埼玉大会が始まりますね!患者様の中にも出場する学生が何人かいるので全力を尽くして悔いの残らない大会にしてほしいです。怪我なくプレーできる事を祈ってます!

今回はあごの痛みについて主に顎関節症についてのお話です。

まず顎関節症とは?

顎関節症は、顎関節やあごを動かしている物をかむときに使う筋肉の痛み、あごを動かした時に雑音がある、開口障害あるいは顎運動異常を主な症状とする障害をとりまとめた病名です。

顎関節症の代表的な症状は?

「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」

「口が開かない(開口障害)」

「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」

の3つです。

心当たりがある方もいらっしゃるかとおもいます。

ではなぜこのような症状がでてしまうのか?

  • 急激なストレス(精神的な緊張は、筋肉を緊張させます)
  • 歯ギシリ
  • 何かに熱中したり緊張して強くくいしばる(一日中スポーツをした。冷房が寒くて歯をくいしばった、特別な行事で緊張してくいしばった)
  • 唇や頬の内側をかむ癖がある
  • 頬杖、うつ伏せ寝、不良姿勢(例 : 猫背)
  • 顔面打撲や事故による外傷
  • 入れ歯や歯にかぶせたものが体にあっていない(悪い噛み合わせ)
  • 大口を開けたり、硬いものを噛んだ(アゴの酷使)
  • 左右どちらか一方でばかり噛む癖がある、片側の歯が悪いため反対の歯だけで食べ物を噛む
  • うつ、不安因子がある 、睡眠障害(ストレスで夜よく眠れない)等・・・

 

解剖的な話では、下あごの骨と頭蓋骨の接続部分にある関節円板というクッションの役目を果たす組織がずれることで起こる場合。
関節円板は、口を開け閉めするとその動きに合わせて前後に動き、骨と骨がぶつかるのを防ぎますが、これが前の方にずれたままになってしまうことがあります。
こうなると、口を開け閉めするときに「カクン」と音がしたり、口が開けにくくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

顎関節症の治療と予防は?

運動療法
口の開閉でアゴを動かす訓練して、関節円板の位置を元に戻します
マウスピースを装着して、矯正していき歯ぎしりや食いしばりによるダメージを軽くします。

生活習慣の改善

・おかゆ、やわらかいそば、うどん、パスタなど噛まなくてよい食事をとりましょう。

・硬いものは避けましょう。(ガム、フランスパンの皮、硬い肉など)

・顔の筋肉をやわらげ、目を閉じ、軽く上下の唇を触れさせ、歯を接触させないようにしましょう。

・大きなあくびや長時間の歯科治療は避けましょう。

・仰臥寝(あおむけね)と低い枕を使用しましょう。

・うつぶせ寝はしてはいけません。

・同じ姿勢を長く続ける事を避け、時々はストレッチをして心身を休めましょう。また猫背や顎を突き出すような姿勢をとらないようにしましょう。

首の牽引、頬杖をしないようにしましょう。

 以上の点に気をつけて生活習慣の改善をはかりましょう



治療期間は症状によって異なるものの、おおよそ1ヶ月から半年程度といわれています。顎関節症は生活習慣が関係することが多いため、患者自身のセルフケアが中心となります。

運動療法であったり猫背の矯正。姿勢の悪さを正していく事で症状の軽減も期待出来ますのでお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください!!