春日部
冷えによる足のつりについて

まちの整骨院春日部東口です。
コロナの感染拡大が広がっていますね。
手洗い、うがい、消毒、マスク着用など
感染症対策を徹底して過ごしていきましょう。
今回は患者さんから最近よく相談される
足のつり(こむら返り)についてご紹介です。
足は何でつりやすいの
足がつりやすい原因は「冷え」が大きく関係しています。漢方では
「冷えは万病の元」と捉えていますが、足のつりも引き起こしやすくします。
”第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎ。
ふくらはぎは全身の血行を巡らせる大切な役割を持っています。冷えて、このふくらはぎの筋肉が
凝り固まってしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしやすくなります。
血行不良は足がつる要因の一つでもあります。
筋肉は緊張状態となり筋肉の収縮に必要な栄養素が十分に届きにくくなります。
夏場はエアコンや扇風機に当たって寝ることで血行不良を起こしやすく
また真冬の朝方などは気温が低く、自分でも気づかないうちに猫のようにぎゅっと縮こまって寝ていることで
筋肉が緊張状態になります。
どうして足がつるのか?
メカニズムはまだよくわかっていませんが、有力な要因の1つが「電解質異常」です。
電解質とは、主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど血液中にあるミネラルイオンのこと。
これらのミネラルは、筋肉や神経の動きを調整しているので、なんらかの原因でミネラルバランスが乱れると、
筋肉の異常興奮(痙攣)が起こるのではないかと考えられています。
私たちが日常生活で必要とするミネラルは、いずれもごく少量です。
ミネラルバランスの乱れは、たとえば発汗や脱水症状などです。
発汗というと、夏のことだけを連想しがちですが、現代の住宅やオフィスは暖房設備が
整っているので、冬の室内でも汗をかきます。睡眠中にも、コップ1杯~2杯程度の
汗をかきます。また、治療などで利尿薬を使っていたり、消化不良で下痢が続いたり
すると、軽い脱水状態になることもあります(特に高齢者に多い)。
中高年の場合、汗や尿と一緒にミネラルも排出されやすいので、気づかないうちに
ミネラルバランスを乱していることが多いのです。
また「疲労」・「運動不足」も原因となります。
その理由として、若いときより運動量が減っているため、筋肉量が減少しています。
そうすると筋肉内の血行が低下して乳酸などの疲労物質が排出しづらくなります。
末梢神経の興奮を抑えにくくなり、筋肉の細胞が過度に収縮を起こし足がつると考えられています。
足がつる原因は様々なので自分に合った対処法や予防をしていくと良いと思います。
次回はこむら返りの対処法や予防について紹介していきます。
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