高野台
過敏性腸症候群

こんにちは!
高野台まちの整骨院です。
今回は「過敏性腸症候群」についてお話ししていこうと思います。
【過敏性腸症候群とは】
・過敏性腸症候群(IBS)
腸の粘膜にポリープや腫瘍などの、器質的病変が見つからないのに、腸の働きが亢進しすぎることにより、腹痛や便秘、下痢を繰り返すなどの症状が現れる病気です。
腸自体が悪いのではなく、何らかの原因で腸を動かす神経が刺激され、腸の働きが活発になりすぎ腹痛などが起こります。
【原因】
心理的な要因が関与していることが多く、自立神経の失調や、心身症の一部と考えられています。
【症状】
過敏性腸症候群はそれぞれ型があり、それらを紹介していきます。
〈便秘型〉
腸管が痙攣を起こし、便が停滞します。便は水分を必要以上に吸収され、ウサギの糞のようにコロコロした硬いものになり、排便困難を起こします。
〈下痢型〉
突然起こる便意が特徴です。便意が心配で外出が困難になってきます。
〈交互型〉
便秘と下痢を繰り返します。
ほかに頭痛、肩こり、腰痛、精神的な不安などの全身症状が見られます。
【有効な経穴】
・天枢:腹部の症状。むくみ。
・気海:消化不良、便秘、下痢、生殖器症状など。下腹部の状態を整える作用。
・足三里:胃腸の症状、めまい、むくみ。疲労回復に有効。
・内関:胸の痛み、動悸、自律神経の症状。
・百会:自律神経症状、頭痛、耳鳴り、めまいなど。気が頭に上ることにより起こる頭痛には特に有効。
・合谷:顔の症状、目の症状、全身の気を調節するときも使用します。
・中浣:消化器症状、自律神経症状など。
・太衝:頭痛、めまい、吐き気、目の充血、婦人科の症状、排尿問題。
血の滞りを改善するのに有効なツボ。月経痛にも特に有効。
当院では、鍼灸による治療が可能です。
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