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こんにちは。
まちの整骨院春日部東口です
まだ暑い日もありますが、朝晩は気温が下がり、秋らしい気候になってきました。
秋~冬は空気が乾燥し肌のかゆみやカサつき、乾燥による肌のトラブルが増えてきます。
肌の乾燥の原因と対策についてご紹介します。
肌の構造について
肌は表皮と真皮、皮下組織の3つの層で成り立っています。
表皮と真皮の間には、栄養や酸素、老廃物など多くの情報が行き交っています。
表皮と真皮の接合部分が基底層です。基底層の細胞分裂から生まれた皮膚細胞が
上へ上へと押し上げられて、表皮の角質層を形成するまで約4週間を要し、
最後は垢となってはがれ落ちます。これを肌のターンオーバー(肌の再生周期・新陳代謝)といいます。
真皮は、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどにより、肌のハリや潤い、弾力などを保っています。
真皮には血管が通っており、肌全体に栄養素や酸素、水分を届けて、不要なものを回収しています。
皮下組織は、表皮と真皮を支える、外部からの衝撃を和らげる、体温を維持する、血管やリンパ管、
神経を保護するなどの役割があります。
★肌のトラブルを引き起こす体の内部・外部の原因。
このような原因によって、肌のバリア機能が低下したり、ホルモンバランスや
ターンオーバーが乱れたりすることで、さまざまな肌トラブルが引き起こされます。
★乾燥肌の原因①
皮膚の角質層を覆っている皮脂膜は、うるおいやなめらかさを与える「天然のクリーム」です。
この皮脂膜が不安定になると、乾燥や外的刺激から皮膚を護るという皮脂膜本来の働きができなくなります。
皮膚のバリア機能が低下して、さまざまな皮膚トラブルが起こります。
一般的に、気温の低い冬場は、皮膚の代謝が低下するため、皮脂腺の機能や汗腺の機能が低下し、皮脂膜の形成が悪くなります。
それと同時に、細胞間脂質(セラミドなど)の合成や、天然保湿因子(アミノ酸など)の生成が低下し、保湿作用が弱くなります。
このように冬の寒さで皮膚の保湿機能が低下し、空気の乾燥が加わって乾燥肌が悪化するのです。
また、生活環境で暖房器具などを過度に使用することにより、ますます乾燥が進みます。
さらに、石鹸などを頻繁に使うことにより、皮脂膜や角質細胞間脂質まで取り除かれて、乾燥が増長されてしまいます。
★乾燥肌の生成と年齢の関係②
男女とも加齢とともに細胞間脂質(セラミド)や皮脂量は減少し、特に女性は20歳をピークに減少を続け、
男性も、30代後半から徐々に減少することがわかっています。
特に60歳以上の方では、75%の方、つまり、4人に3人の方が、乾燥肌とそれに伴うかゆみといったトラブルに悩まされていると言われています。
★生活習慣の乱れと乾燥肌の関係③
ダイエットや偏食などの食生活の乱れ、寝不足、ストレスなども乾燥肌の原因になります。
いくら肌の表面だけをケアして、一時的に乾燥肌が治ったように見えても、生活習慣が悪ければ
また乾燥肌に戻ってしまいます。
日常生活の心がけ次第で乾燥肌の悪化はある程度防止できます。
★乾燥肌の予防
皮膚の乾燥は、日常生活のちょっとした心がけにより予防することはできます。
保湿だけに目がいきがちですが、入浴時の工夫や生活習慣など日常生活全体で取り組みましょう。
角質層を傷つけないように ??
・肌への刺激が少ない柔らかいボディータオルなどでやさしく洗いましょう。
・一年を通じて室内の加湿対策をしましょう。自宅では気候に応じて加湿器を使う。
保湿成分が配合されたミスト化粧水などで潤いを補ってあげることもおすすめです。
・睡眠不足は新陳代謝が遅れてしまい、皮膚細胞の代謝も悪くなるので、しっかりと睡眠をとりましょう。
特に深い眠り(ノンレム睡眠)のときに成長ホルモンが最も多く分泌され、細胞の修復や再生を促すことがわかっています。
最低でも6時間程度は睡眠時間を確保しましょう。
・特に肉、魚、大豆製品などのタンパク質は肌細胞を生成する大切な栄養素です。
また免疫力を高めるビタミンC、新陳代謝を促進するビタミンA、皮膚や粘膜を保護するビタミンB2やB6などの
ビタミン類も肌に密接な関係があります。
野菜や果物を毎日の食事にとり入れてバランスよく摂取するようにしましょう。
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