高野台
【腱鞘炎】について
2020.11.17

こんにちは! 高野台まちの整骨院です!
11月ももう半ば、大分寒くなってきましたね。年末も近づいてきて、何かと忙しくなってきている方も多いのではないでしょうか?
今回は、【腱鞘炎】についてお話ししたいと思います。
主に手首周辺に出やすい腱鞘炎ですが、家事や仕事、スポーツなどで指や手を使い過ぎることによって引き起こされることが多く、最近ではスマホなどの使い過ぎなども原因の1つで、その名の通り、腱鞘と呼ばれる部分で炎症が起こり、痛みが出ます。
指や手首を動かすときに筋肉につながる腱が引っ張られます。この腱が、腱鞘と呼ばれるトンネルの中を通っているのですが、指や筋肉を使いすぎるとこの腱と腱鞘のトンネルの部分で摩擦が過度に起きてしまい、炎症を起こして腫れてしまうため、動かそうとすると痛みが生じます。
治療法として、炎症が強く腫れている場合は患部のアイシング(冷却)、負荷のかかっている筋肉のストレッチなどが効果的ですが、一番はやはり安静にすることです。
ほとんどが使い過ぎが原因なので、安静にしていれば症状は改善されることが多いのですが、日常生活や仕事がある中でなかなか難しいと思います。
背系外科などでは、薬や注射などで症状改善を図りますが、それでも治らず症状が強い場合には手術などで厚くなっている腱鞘の切開などを行います。
当院での治療としては、手首周囲にかかっている負荷を減らすため、関係する筋肉をほぐしたり、電気治療や超音波治療などを行って症状の改善を図ったり、安静が難しい場合などはテーピングや症状に合わせたサポータなども用意してあります。
痛みが気になる方は、症状がひどくなる前に早めに治療に来て頂ければと思います!