南桜井
骨粗しょう症について

おはようございます!まちの整骨院南桜井施術スタッフの清水です。関東も梅雨入りし、しばらくは蒸し暑い日々が続きますね。特に夜は寝苦しくなるので寝不足にならないよう上手にエアコン等を使っていきましょう。まだコロナ禍も完全に収まったわけではないのでマスクは手放せませんがマスクによる熱中症も増えてきています。水分補給や首筋、額を冷やすなどをして体の熱を取る為の対策もしていきましょう!
今回は骨粗しょう症についてのお話です。 骨粗しょう症とは、骨からカルシウムが抜け、全体的にスカスカになってしまうことで、特に大きな負荷をかけていないのに骨折しやすくなる状態をいいます。いつの間にか骨折と聞いたことがあるのではないでしょうか?
高齢化社会が進む日本では、骨粗しょう症の推定患者数は女性980万人、男性300万人、合計1300万人に達すると言われています。
特に女性は、男性に比べて骨量も少ない上に、閉経後はホルモンのバランスが崩れるため、骨粗鬆症になる割合が高くなります。
その他の原因としては、遺伝やカルシウム不足、ビタミンD不足(日光浴不足)、運動不足等様々あります。
骨粗鬆症で転倒による骨折が多い部分は、股関節・手首・脊椎(背骨)・肩などです。中でも 「大腿骨(脚の付け根)付近の骨折」は、
1年間でおよそ10万人の症例があり、大腿骨が骨折すると、歩けなくなって寝たきりになったり、車いす生活を余儀なくされてしまいます。
また長期寝たきりとなることで、下半身の筋力が衰えたり、運動しないことによる内臓機能の低下や、痴呆につながる恐れもあります。
骨粗鬆症になってから治療に励むよりも、日頃から骨粗鬆症の予防に努めるという考え方が大事になってきます!!
骨粗鬆症を予防し、骨を強くするポイントは3つ!
①カルシウムを十分にとる
成人が1日に必要とするカルシウムの量は、620mgなのに対し、実際の摂取量は約500mgと言いわれており十分であるとは言えません。
(育ち盛りでは700mg)そこで、毎日の食事に乳製品を1品追加してみてください。
乳製品はカルシウムを多く含み、吸収率も高いので、効率的です。 コップ1杯の牛乳にはカルシウム200mgが含まれているのでオススメ!
②日光浴をする
骨粗しょう症を予防し骨を強くするためには、日光浴をしましょう。日光浴をすると、皮下脂肪でビタミンDが作られます。
ビタミンDは、摂取したカルシウムの吸収を促し、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶという重要な働きをしています。
さらに、骨を作る骨芽細胞の働きも促進しています。日光浴は、夏場では木陰で30分、冬は戸外で1時間ほど日光を浴びれば十分です。
ビタミンDは食物から摂ることもでき、青魚や卵黄、干し椎茸などに多く含まれています。これらを意識して食べることも効果的です。
③運動をする
運動不足は骨粗しょう症を引き起こす原因となります。骨を使わないと(負荷をかけないと)カルシウムが抜け出してしまいます。
言い換えれば、骨は使うことで強くなる!ということです。骨に力が加わると、骨芽細胞の働きが活発になりカルシウムの沈着が進みます。
こうした骨への刺激は、筋肉を通して行われます。といってもいきなりボディビルなどの激しい運動をすると、怪我をしたり関節や腰を痛めたり
といった事態にもなり、逆効果になってしまいます。無理をせず筋肉を刺激する軽い運動、ウォーキングやダンベル体操等が安全で効果的です。
高齢者なら毎日30~1時間位散歩をするだけでも効果がありますよ。
重要なのは、無理なく長続きする運動を選ぶことです!
これらを心がけて、骨粗鬆症予防につなげていきましょう。美しく歳をとるためにも、内面の美しさとともに
体の支えである骨を強くするようにしましょう!
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