春日部
シンスプリントについて
こんにちは!まちの整骨院春日部市役所通りです。
寒暖の差が大きい今年の冬…
体調がすぐれない方も多いと思いますが、疲労を溜めこまないように
お風呂にゆっくりと浸かったりリラックスする時間を作って乗り越えましょう!
今回も下肢の症状に ついての記事です!
・「シンスプリント」って聞いたことがありますか?
シンスプリントは、脛骨「すねの骨」に起こるスポーツ障害です。
すねはぶつけるとすごく痛い場所。
怪力無双の人物、弁慶ですら攻撃されると泣いて痛がるのが向こう脛(ずね)
通称「弁慶の泣き所」と言われます。「弱点・急所」という意味で使われます。
骨には骨膜(こつまく)があり、痛覚受容器(痛みを感じる)が広く分布しています。
皮下にある脛骨に受けた衝撃は、筋肉に守られていない脛骨の骨膜の痛覚受容器を刺激します。
その為脛骨をぶつけると、ものすごく痛いのです。
・「シンスプリントの原因」
シンスプリントは正式には「脛骨過労性骨膜炎」といいます。
すねの前面にある前脛骨筋や、ふくらはぎの奥にあるヒラメ筋、後脛骨筋、
長趾屈(ちょうしくつ)筋と呼ばれる筋肉は、それぞれが骨膜を介して脛骨とつながっています。
硬い路面でのランニングや過度の跳躍動作などのトレーニングで骨膜が繰り返し引っ張られると
炎症が起こり、痛みが生じます。
一般的にシンスプリントはスネの内側の中央より下1/3の部分が痛む場合が多いですが、
内側全体、外側など骨際(こつきわ)ならどこでも痛くなる可能性があります。
陸上、バスケット、サッカーなど走る量が多いスポーツ選手に好発します。
また、偏平足など土踏まず(内側縦アーチ)が低下している人は症状が出やすい傾向にあります。
・「シンスプリントの症状」
症状は主に脛骨(すねの部分)の前方内側に鈍くてズキズキするような痛みが生じます。
初期は運動し始めの痛みで、しばらく運動をすると軽快しますが、
重度になると歩行時、そして安静時にも痛みが出現するようになります。
患部を指で押すと痛みが強くなる症状(圧痛)があり、腫脹や熱感をともなうこともあります。
※シンスプリントと疲労骨折の症状が類似しているため鑑別が重要になります。
・「シンスプリントの治療」
・治療初期では患部の冷却(アイシング)
・運動時に痛みが強く、歩行時なども痛みが出る場合は運動を中止し安静にする
・症状を引き起こす上記の足関節底屈筋のマッサージ・ストレッチ
・回内足に対してのテーピングやインソールの使用
※「回内足」
土踏まず(内側縦アーチ)が低下して、足首の関節が内側に捻れて足首が内側に過度に傾いた状態の足のこと。
アーチが低くなる(偏平足)になることで、後脛骨筋の緊張が強くなり骨膜が引っ張られやすくなります。
回内足の場合はテーピングやインソールで内側のアーチを引き上げることで
脛骨を引っ張る力を軽減できるため効果的です!
・「シンスプリントの予防」
「シンスプリントがあまりにも長引いたので病院に行ったら疲労骨折だった」という事もあります。
痛みが長く続く場合は医師の診断を受けるようにしましょう!
シンスプリントの発生や再発を予防するために日頃からフォームやトレーニングの量・強度の見直し
筋力や柔軟性を高めるストレッチなどを意識して行うことが大事になります。
ケガをしないための身体づくり、自分に合ったセルフケアをして楽しくスポーツを続けられるようにしましょう!
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