南桜井
温めるの?冷やすの?
こんにちは!まちの整骨院南桜井治療スタッフの清水です。最近、インフルエンザが流行っていて患者さんの学校でも学級閉鎖が増えてるようです。
今年は、暖冬で暖かい日が続き、朝晩と日中での寒暖差が大きく体調管理が難しいです。乾燥もしているので、感染し易い環境です。マスクやうがい等をして予防に努めましょう!
突然ですがみなさんは痛みがある時に患部を冷やしたらいいのか、温めた方がいいのか分からない時はありませんか?患者さんからよく受ける質問なのですがなかなかわからないですよね。
とりあえずシップを貼っておけばいいかな?という人も多いんじゃないでしょうか?それも悪くはないのですが、状態によってはシップを貼るより氷等で冷やした方がいい場合もあるので今回のお話が少しでもお役に立てばと思います。
Or
まず最初に痛くなってからどれ位たっているのか?どんな風に痛めたのか?などを患者さんに質問します。痛めた状態によって変わってきますが基本的に痛めてから3日以内であったら冷やすことが必要です。
なぜ冷やすのかと言うとこの痛めた所に急激な負荷がかかり、炎症反応が起こると血流量が増加し、腫脹(腫れ)、発熱、疼痛(とうつう)を起こします。この時に必要なのは炎症を抑えることで、痛めた場所を安静にし、発熱を抑えること。冷やすことが重要です。捻挫(ねんざ)や打撲、ぎっくり腰等が当てはまります。
次に温めるタイミングですが、痛めた直後から時間がたつと慢性期に移行します。慢性期には炎症はおこっていません。痛めた場所が疲労し、機能不全に陥っている状態です。筋肉は硬くなり血流が悪くなり、疲労した場所に酸素と栄養が行き届かなくなり、その結果、重だるいような痛みが出てしまいます。
なので、温めて血流を改善させ、痛んだ場所に十分な酸素と栄養が行き届くようにしてあげることが重要です。
また、痛い場所を自分で触ってみましょう。出来れば痛くない反対側の場所を触ると良いです。その際に比較して熱く感じる場合は急性期と判断して冷やし逆に冷たく感じる場合は慢性期と判断して温めるとよいでしょう。
急激に痛みが強くなったとき、痛い場所が熱く感じる場合には安静にして冷やし、その後痛みが和らいだ時期には温めると覚えて下さい。
怪我をした際は慌てずまずは冷やすことが重要になってきます。その後の回復の早さにも影響しますのでそんな現場にもし居合わせた際には是非冷やしてあげて下さい!
その後は、医療機関への早目の受診をおススメします。