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南桜井

お風呂に浸かってますか?

2019.09.14

こんにちは!まちの整骨院南桜井です。最近は天候の変化が激しくていつどこで何があるか分からない気候ですね。

日頃から備蓄をしたり避難する際の避難場所など確認しておく必要があるなと実感させられる一週間でした。

最近、患者さんとの会話の中で気になるのがみなさんお風呂に入ってシャワーだけで済ませてしまう方がかなり多い事です。夏の暑い時に湯船に浸からないという方や元々湯船につからないという方もいらっしゃるのもいいのですが是非湯船に浸かるのを面倒くさがらないでくださいという今回はお話です。

湯船に使う事のメリットは?          

血管が拡がり、栄養や酸素が豊富な血液が全身に送られやすくなり、新陳代謝が活発になり、体内の廃棄物や乳酸などの疲労物質がより早く排出されやすくなります。そのため、疲れが取れ、回復が早くなります。肩凝りや腰痛は、冷えや長時間のデスクワークなどで緊張した筋肉や関節に疲労物質がたまり、それが血管を圧迫することで起こるといわれています。

血行が良くなると、それらの疲労物質を対外へ排出しやすくなるので、肩凝りや腰痛の緩和につながります。                                     

あと生命維持のための活動で消費されるエネルギー、基礎代謝。その量は年齢とともに減ってしまいます。その結果太りやすくなるだけでなく、体のさまざまな機能も低下してしまいます。

他にも美容効果も高く水中は水の深さによって水圧が加わり、一般的なお風呂の湯船でも水圧でウエストが5cmも細くなると言われています。水圧が自然な刺激となり、むくみがとれやすくなる効果があります。

心身ともにリラックス効果に期待でき人の体は心地よい程度のお風呂につかるとβエンドルフィンなどのリラックスするホルモンが分泌されます。そのため、お風呂につかるとホッとした気分になることができます。

水中では体重が約1/9になっています。体が軽くなるので、自分の体重にかかる重力から解放され普段体重を支えている関節や筋肉への負担が軽減され、緊張がほぐれてリラックスします。

睡眠にもよく私たちのからだは、芯の体温(深部体温)が下がる時に眠りに入りやすくなるようにできており、就寝前にお風呂に入ってからだの芯を温めておくと、寝る時に体温が下がって効果的です。

ただ湯船に使っても良くない事もあり体の冷えた状態で急に熱い湯船に浸かることは、体の負担になるので急な温度変化は、血圧に影響が出る可能性があり徐々に体を温めてから、湯船に浸かりましょう。

あと41度以上の湯船に長時間浸かっていると、交感神経が、刺激され寝つきが悪くなる事があります。心臓や肺にも負担がかかる場合もあり、湯船の中に肩まで使った場合、1トンを超える圧力を受けます。

圧力がかかる事で血行は促進されますが、長時間湯船に浸かってしまうと、心臓に負担がかかってしまいます。

また、肺も水圧で、圧迫されるため普段より狭い範囲で酸素を取り込むことを迫られてしまい、肺にも負担がかかってしまいます。

湯船につかる事でメリット、デメリットがありますが、浸かる時間や温度に気を付けていただければ湯船に浸かる事はメリットが多いです。これから寒くなるので生活の中にほんの10分でも時間を作っていただき湯船に浸かる事を習慣にし体調を整えていく事で健康的な体を保つことに役立ちます。

一日に一度はリラックスの出来る時間作りませんか?