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南桜井

日焼けについて

2019.08.10

こんにちは!まちの整骨院南桜井です。猛暑が続き熱中症で体調を崩してしまう方も増えてきていますが熱中症対策と同じくらい大切になってくるのが日焼け対策ですね。今回は日焼けに関するお話です。

夏になると今までに1度や2度・・・?年に1回くらいは日焼けをしてしまって赤くなったり、ヒリヒリ、ピリピリ、なんて経験したことがありますよね。これをサンバーンといいます。サン(太陽)バーン(火傷)日焼けは簡単にいうと一種の軽い火傷と同じです。

サンバーンという炎症は紫外線の影響により真皮の血管を拡張・充血させるため、外から見ると赤く見えます。ひどい場合は水疱ができることもあります。また、サンバーンの炎症が治まった後、肌を守るため皮膚にバリアゾーンをつくろうとするメラニン色素の働きで黒くなってしまいます。黒くなるのは紫外線から肌を守るためメラニンのコートを一枚余分に着たというとわかりすいと思います。

同じところに行って、同じだけ紫外線を浴びているはずなのに、黒くなってしまった人・赤くなってしまった。人によって受けるダメージが違います。

黒くなってしまう人

すぐに黒くなっちゃうという方は、紫外線防御能力が高い人。メラニン色素を増やすメラノサイトが活発でメラニン色素が多く生成されるので、皮膚にメラニン色素のバリアーをつくり、紫外線による真皮までの影響を抑えてくれます。とは言っても紫外線を浴び続けると、メラニン色素はシミの原因になります。

赤くなってしまう人

赤くなるだけであまり黒くならない、いつも色白肌の方は、紫外線を防御する能力が低い人。色が黒くならないということは、皮膚にバリアーが作れていない状態。紫外線の影響が真皮の奥深くまで到達しやすいので、シワがきやすい。また、こちらの肌の方のほうが、皮膚がんになりやすいです。

日焼け後のケア

日焼けをしてしまった後のケアをするとしないとでは肌への受けるダメージも大きく違います。

ダメージを最小限におさえて、痛みなどの不快感を早く抑えるためにも正しいケアが大切です。

 冷やす

火傷をしたら一番に冷やすのとおなじことです。なるべく早いうちに濡れタオルや冷水シャワーなどで日焼けした部分を冷やし火照りをとってあげましょう。冷やすことにより、日焼けのダメージを最小限に抑え、痛みも和らげることができます。 

2 水分補給

火照りが静まったら、今度はたっぷりの水分補給です。日焼けした皮膚は、水分不足の乾燥かさかさ状態です。保湿性の高い化粧水などをたっぷりつけましょう。それでも乾燥する場合は、薄くワセリンなど油分で膜を張って水分の蒸発を防ぎましょう。
*日焼けした肌は、とても敏感です。普段お使いの化粧品でもトラブルがおきることがあります。肌の状態にあわせて、お使いください。
・・・・水疱などのひどい日焼けの場合は、冷やしてなるべく早く病院で治療を受けてください。・・・

その他気を付けること

  • お風呂はなるべくぬるめのお湯で、刺激を与えないように。
  • 日焼けあとのマッサージは、ひかえましょう。かえって肌のトラブルを招きます。
  • 日焼けした肌にふれる衣服はやわらかい物を着ましょう。
  • 皮がむけてきたら、手ではがしたりせず、自然にはがれるのを待ちましょう。
  • 日焼けすると(紫外線は体の免疫力を低下させる)体は疲労しています。しっかり栄養と休息をとりましょう。日焼けしてしまい、日焼け後のケアを万全にしたからといって、肌は元に戻るわけではありません。

紫外線による皮膚への障害は蓄積されていきます。若いからなどという安心も禁物。紫外線の影響は年を経てから出てきます。

しみ・しわなどのように肌の老化を早める元です。できることなら、日焼けをしないのが一番です。
 日焼け止め・日傘・帽子・長袖など、しっかり紫外線対策をして夏のレジャーにお出かけください。