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南桜井

腰部脊柱管狭窄症

2019.06.26

こんにちは!まちの整骨院南桜井です。蒸し暑い日が続いていますが皆様、体調はいかがでしょうか?寝苦しい夜が続き寝不足の方も多いですよね。

夜遅くまでパソコンやスマホ操作をしている方は少し控えて早めに寝る日を作る事をおすすめします。今回は、腰部脊柱管狭窄症についてのお話です。

まず、腰部脊柱管狭窄症とはなにか?

腰部脊柱管狭窄症は、脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭窄してしまうものです。 通常、加齢に伴って発生する脊髄変性症で広く見られる症状ですが、ときには脊椎椎間板ヘルニア、骨粗しょう症や腫瘍によって引き起こされる場合もあります。

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。

                

 

この病気では長い距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。

腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。

進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあり、日常生活に支障が出てくる場合には手術を行うこともあります。

このように腰を伸ばした状態が続く事で症状がでてしまいます、逆に前かがみになって少し座っていると症状が改善されます。

基本的に日常生活を送れている方は保存療法(薬を飲んだり、運動したり)が選択され日常生活も困難な方は手術を選択するという事が多いです。

自宅でできる運動としてウイリアムス体操があります。

■ウィリアムス体操のやり方(脚を抱える運動)筋力トレーニング

ウイリアムズ体操のやり方

 仰向けにゆったり寝てひざを立て、両手をほおに当てた姿勢で、腹式呼吸をゆっくり行ない、全身の力を抜いておくのが基本姿勢です。体操はすべてこの基本姿勢から入り、ゆっくりと十分に行なって、再び基本姿勢にもどります。

①〔腹筋強化〕

 基本姿勢から上体を起こし、肩が床から25センチぐらいの所で5秒とめ、再び基本姿勢に戻ります。10回ぐらい。

②〔背筋伸展〕

 あお向けの姿勢で、両手で両ひざを別々にかかえ、股を開いて、両ひざを両わきの下に入れるつもりでかかえこみます。連続して10~20回ぐらい。

〔股関節筋群伸展〕

 太ももの前面にある筋肉をのばします。

④〔でん筋強化〕

 お尻の筋肉を強くする動作ですが、基本姿勢で両手をへその上におきます。状態はそのままにして、おなかとお尻、肛門を縮め、骨盤をわずかに浮かし、おへそをあごの方へ向けるつもりで廻旋します。5~10回ぐらい

〔膝関節筋群伸展〕

 両足を伸ばして座り、両手指が足先に達するように体を前屈します。ひざの前の筋肉を伸ばします。

➅〔しゃがみ体操〕

 両足を平行に30センチぐらい離し、状態はまっすぐにしたまま、ゆっくりしゃがみ、ゆっくり立ちあがります。5~10回ぐらい。

当院では体操以外にも以前ご紹介したトムソンベットを使って背骨を矯正し動きを良くしていく治療を行っています。  

このように腰から下を上下することによって背骨の動きをよくしていき症状の改善をはかります。

腰部脊柱管狭窄症は全てで手術が必要な訳ではありません。薬を飲んでいてもなかなか良くならない方や、運動で良くしていきたい方など色々なアドバイスも出来ますので

一度当院までお気軽にご相談下さい!!