南桜井
膝の痛み
こんにちは!まちの整骨院南桜井です。関東も梅雨入りしましたね!蒸し暑い日が続き気温の変化も激しいので体調管理には注意が必要ですね!
今回は膝の痛みについてのおはなしです。膝に痛みを抱えている方、お悩みの方すごく多いです。
一番多いのは「変形性膝関節症」です。
女性に多く見られる疾患で、膝の痛みを訴える高齢者の6~7割を占めています。症状としては、歳とともに膝の軟骨がすり減ることで滑膜が炎症を起こし「膝に水がたまる」などの状態になり、最後は軟骨がなくなり骨同士が直接ぶつかることで強い痛みを生じます。同じ環境下でも発症する人と発症しない人がいるため、何らかの遺伝的素因が関係していると思われますが、はっきりとした原因はまだ分かっていません。ただし、発症者の体型的特徴としては「肥満」や「O脚」があげられます。
今まで普通に歩いて買い物に行くことができていたのが、杖や手押し車がないと行けなくなってしまったなど、膝の痛みのために今までできていたことができなくなってしまったことが、受診のきっかけとなるケースが多いです。
O脚の原因には、普段の生活習慣からくる、不良姿勢や歩き方も影響します。
例えばこんな座り方をしていませんか?
- 浅く座って背もたれによりかかる
- 横座り
- 頰づえをつく
- 足を組んで座る
姿勢の悪さは、長時間の勉強やデスクワーク、パソコンやスマートフォンの長時間使用によるものです。
また、次のような履物を長い時間履いていると、足の構造をゆがめ、体の重心がずれ、不良な歩き方を引き起こします。
- 長靴などの大きすぎる靴
- サンダルなど足に引っ掛けて履く靴
- ヒールやパンプスなど、つま先を圧迫する靴など
そのほか、O脚になる原因。
- 運動不足から来る筋力不足
- 食生活の乱れ
- 体重増加など
不良な姿勢や歩き方を長期にわたって行っていると、骨盤や下肢の筋肉にゆがみが生じてきます。
骨盤が前傾(または後傾)したり、腰椎がねじれたりして、股関節が内側によれて外側に開き、膝も外に向いてしまいます。
骨盤に問題がなくても、下肢の筋肉の使い方に問題がある場合もあります。
体の重心が外側(足の小指側)に傾いていると、外側重心で体を使う習慣がついて、足の外側の筋肉が発達します。
すると股関節が外に向かって開くため、O脚になることがあります。
O脚を改善するには?
O脚の矯正は、骨盤や股関節を中心に、膝関節・足関節・肩関節などの使い方の修正を行います。
靴の見直しを図り、足に合ったインソールを使用することもあります。
正しい姿勢を身につけたうえで、ウオーキングや筋力トレーニング、スクワットなどを行います。
O脚の矯正に足底板が有効です!
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このように足の裏に足底板を入れる事によって膝のO脚を正常な脚に矯正していきます!
膝が変形して痛みの強い方!注射しても痛みが取れない方等、足底板という方法もあるので一度試してみると症状の改善に期待できるかもしれません。
これから湿気が多くなり膝の中の圧力が上がる事によって膝に痛みが出やすい環境になりやすいです。
膝を守るために太ももの筋肉を付けるなど運動を積極的にしていきましょう!!